BS1スペシャル「見えざる敵に挑む〜AIが迫る感染爆発〜」世界を覆った新型コロナウイルスの感染爆発。その実像にＡＩ・人工知能はどこまで迫っているのか。各国の研究者たちへの取材で明らかになった最新の解析を伝える。 2020年6月27日 PART2
世界を覆った新型コロナウイルスの感染爆発。その実像にＡＩ・人工知能はどこまで迫っているのか。各国の研究者たちへの取材で明らかになった最新の解析を伝える。中国での異変発生をいち早く察知し、感染拡大のルートを事前に突き止めていたＡＩ。感染爆発を食い止めるために急速に進歩したＡＩの可能性。感染の有無を驚きの方法で検知する模索。そしてウィズ・コロナの時代を生き抜くヒント。ＡＩという“武器”を駆使して、感染爆発に立ち向かおうとする最前線の取り組みを取材。そこから見えてきた知られざる解析の数々、そして最新テクノロジーが解き明かす“見えざる敵”の実像とは。死のリスクと隣り合わせの得体の知れない感染力。感染者９２３万人、死者47万人以上。大切な人との繋がりが今も失われている。人類は危機にどう向き合うのか？「英知を集めた挑戦が始まっている。武器としたのは人工知能“AI”膨大な情報量と学習能力を備えた。社会を変える可能性を秘めたテクノロジーである。「感染爆発はなぜ起きたのか？」いつまで続きどこまで広がるのか？感染爆発VS最前線のAI研究者。400万人の研究者が国を越えて結集した。大型プロジェクト。スーパーコンピューター富岳、コロナウイルスを生き抜く手がかりとは、先の見えない不安な時代。AIはどんな未来を指し示すのか。2019年12月３０日ウイルス発生！感染爆発を警告したAI。深夜中国武漢で原因不昧の肺炎を確認。SARSとは断定できない、原因不明の肺炎で７人の患者が危篤状態にある。 SNS で確認。宛先はWHO。中国当局はこの異変を発信していなかった。後に新型コロナVirusと命名される恐ろしいウイルスが発生した事を未だに殆どの人は知らなかった。世界で最も速くウイルスの発生を警告したAIはアメリカボストンのチーム。「ヘルプマップ」2006年に設定された非営利団体。2014年のエボラ出血熱の感染警告。2016年のジカ熱の感染警告等を初期段階で警告して来た。それを可能にして来たのは AIを駆使して、ＳＮＳやメディアを使ってモニタリングするシステム。自然言語処理（アルゴリズム等）をするプロセスだ。緊急性の高い情報、感染症の発生を地図上で自動的に表示し、HPで公開しているのだ。2019年12月30日の情報をSNS上にアップしたのは中国武漢の医師李氏だがその後感染して亡くなっている。SNS上に最初に投稿した人。それをヘルスマップのAIが捉えたのだ。
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